M3019●江戸明治和本●渡世肝要記 (初編・2編、全4冊揃)心学

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●江戸明治和本●〈増補〉渡世肝要記 (初編)・渡世肝要記二編(全4冊揃)
【判型】半紙本2編4巻4冊。縦227・220粍。
【作者】初編:有喜堂作・序。徽堂跋。2編:桃花山人作・序(本文中で「予、今年廿六才なり」と明記)。
【年代等】初編:文化4年秋跋・刊。[名古屋]永楽屋東四郎板。2編:天保8年夏刊。[名古屋]永楽屋東四郎板。
【備考】分類「心学」。初編は、天明8年板『〈諸家〉渡世肝要記』の随所に挿絵や記事を盛り込んで2冊本としたもの。「天下国家、神仏の御恩を忘れずして諸人楽々と世を渡るべき助けになる心得を記」した教訓書で、「天下国家の御恩を忘れず平日有難く存じ奉るべく候事」以下約20項目を載せる。ただし、文章の長さもまちまちで構成も整理されておらず、著者の随感や備忘録といった印象が強い。2編は、全編一つ書きの商人心得で、内容は系統だったものではなく、思いつくままに折々の随感を認めたという体裁である。人からの聞き伝えをいつも控えめに話したという郡令宣道の例を紹介しながら、他人の言葉と己の発言に慎重であるべきことを諭したうえ、耳に入りやすい「愚朦の名言」として100カ条を列記する。内容は商売渡世に限定されるものではなく、庶民社会における処世訓全般に及ぶもので、広い意味での生活心得集である。ただし「恩を報ぜんと思うべからず」の注に「愚夫の一見識なり」とあるように随所に作者自身の私見や体験を交えており、その点が個性的な教訓書でもある。例えば、下巻第1丁裏に「吝きというは全く其の分限を弁え、己が分限よりも詰まることなり。思慮深きことにてよろしかるべし…」とあるのは、一般的な「吝嗇」の説明とは異なり独特である。なお、本書巻末広告に『渡世肝要記三編』の広告文を掲げるが、三編は未刊。
★原装・題簽付・状態概ね良好。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、初編2冊が、7,~25,。2編上巻1冊が、8,】。
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